バニー・サンダースの演説全文

2016年6月2日21:21

バーニー・サンダースの
「Morality and Justice(道徳と正義)」と題する演説全文

道徳的に生きるとはどういうことでしょうか。

「道徳」について語るとき、そして「正義」について語るとき、私たちは理解しないといけません。

ごく少数の人間があまりに多くのものを手に入れる状況に、正義はありません。

そして、あまりに多くの人間が、ごくわずかのものしか手に入れられない状況に、正義はありません。

(富裕層の)上位1%の10分の1というごく一握りの人間が、90%の人々たちとほぼおなじ富を手にしているということに正義はありません。 大勢の人たちが長時間労働を強いられ、誰が見ても低い賃金で一生懸命働いています。

それでも、家で待っている子どもたちがまともな食事にありつけるだけの収入は得られない。そんな状況に正義はありません。

アメリカ合衆国が、世界の主要国の中でもっとも子供の貧困率が高いという状況に正義はありません。 そんな私たちが、道徳、そして正義を語ることなどできるでしょうか。

自分たちの国の子供たちに背を向けているのに。

私たちの国は、世界で最も多くの人間を投獄するために多額の金をつぎ込んでいます。それなのに、自分の国の若者たちに仕事や教育の機会を与えるための金を惜しむのです。 私たちの国は主要国の中で唯一、権利として全国民に医療の保障をしていません。

全員、神の子なのです。貧しい人も、病気になったら医者に診てもらう権利があるのです。 考えてみてください。この偉大なる国が持つ可能性を。

他の主要国と同様、すべての人に権利としての医療を保障できる国になれるのです。

あらゆる働く親が、安くて質の高い保育を受けられる国になれるのです。

あらゆる子どもたちが、親の収入に関わらず大学教育を受けられる国になれるのです。

あらゆるお年寄りが、尊厳をもって、安全に暮らせる国になれるのです。

あらゆる人が、どんな人種や宗教、障害、性的指向であろうとも、生まれながらに十分保証されている、アメリカ国民としての平等の権利を享受できる国になれるのです。

みなさん、私たちはそのような国を作ることができるのです。

ともに立ち上がましょう。人々を分断させてはなりません。 アメリカの歴史は、人間の尊厳のために闘ってきた人たちの歴史であり、もがき苦しんできた人たちの歴史である。

彼らは「私は人類の一員だ。私には権利がある。あなたには私を不当に扱うことはできない」と闘ってきた。

人々は労働組合を結成し、抗議し、命を失い、暴行され、投獄された。

大勢の人々が立ち上がり、闘うとき、彼らは勝つのだ