28歳サンダース系女性が民主党重鎮議員に勝利

28歳サンダース系女性が民主党重鎮議員に勝利——アメリカで起き始めた有権者の逆襲

2011年に経済学と国際関係学の学位を得てボストン大学を卒業したオカシオコルテズは、故郷のブロンクスで二つの仕事を始める。NPO団体ナショナル・ヒスパニック・インスティチュートの職員と、タコスを売る屋台のウェイトレスだ。選挙戦のわずか二年前まではウェイトレスとして働いていたというストーリーは、同じ労働者階級に属する有権者たち支持を集めた。選挙戦で労働者の代表としての立場を前面に打ち出すことで、(アイリッシュではあるが)白人男性「政治家」であるクローリーとの違いを鮮明にアピールすることに成功したのだ。

中間選挙を控えた今年の予備選で、驚くべき番狂わせが起こりました。26日に行われたニューヨークでの民主党予備選挙で28歳の民主社会主義者アレクサンドリア・オカシオ・コルテスが、10期連続選出されてきた現職の連邦下院議員、ジョー・クローリーを破りました。クローリーは民主党下院のナンバー4の地位にあり、集めた選挙資金はオカシオ・コルテスの10倍。クローリーは民主党の院内総務になるのではないかと有力視されていました。それにもかかわらず、オカシオ・コルテスは、「全ての人へのメディケア」とICE(移民関税捜査局)の廃止を訴える進歩的草の根運動を推し進め、クローリーを破ったのです。

だが、オカシオコルテズの勝因はそれだけではない。彼女は、政治的信条として民主社会主義者を自認している。共和党支持者と穏健派の民主党支持者からは強いバッシングを受けているが、バーニー・サンダースの中心支持層となった若者から大きな支持を集める要因となった。さらに、プエルトリコ人の母を持つオカシオコルテズは、「28歳」、「ラテン系」、「女性」、「社会主義者」と多様な属性を持ち、メディアからも様々な角度から注目されることになった。

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Posted by 8kei