「不思議の国のアリス」ハートの女王を地で行く強権政治

「不思議の国のアリス」のハートの女王を地で行く強権政治

門番に「ハートの女王に会いたいので通してください」とアリスが云うと門番は「自分は番をしとるんだ」と答え何度云っても同じ返事。

バラの花を赤く塗りつぶしている園丁はハートの女王のご機嫌を損ねないように一生懸命赤ペンキを塗っているのだが、それを見てアリスが「なんで白いバラに赤いペンキで塗るの?」と聞くとこれも何度聴いても「ワシは塗っておるのだ」と答えるだけ。

こうしてやっとクリケット会場につきハートの女王とクリケットの対戦を行うと。ボールはハリネズミ、ステッキは紅鶴のくちばし、そしてゴールはトランプカードの兵隊。そして、それぞれハートの女王が勝つように勝手に動き回る。

遂にアリスは怒って「こんなインチキな試合には付き合いきれないわ」と捨て台詞。ハートの女王を怒らせると見境なく「かの首をちょん切れ!」と喚く始末。

今の日本はまるきり、アリス・イン・ワンダーランドまる写しの「不思議の国」だ。

泥船とともに沈みゆく「転びもの」たち

権力を欲しい侭にしている人物に、「おこぼれに預かりたい欲張りたち」がたくさんすり寄ってきます。

彼ら彼女らは一生懸命権力者にとり入ろうとします。こうして点数稼ぎの競争が始まるのです。

昔キリシタン弾圧が激しかった時代、権力におもねるもの、権力に負け宗旨替えしたものが続出しました。彼らを「転びもの」と呼びました。「踏み絵」は転びものが発案して権力者が採用した弾圧の道具でした。沖縄の「剃刀の刃鉄条網」(次の画面)も転びものと権力者が共謀した弾圧の道具たてか?

権力者は労せずしてますます権力の強化が図れます。自分は知らぬ存ぜずを押し通し、ますます慢心がつのります。

驕る平家は久しからずです。出世欲にとりつかれた人々は自分が乗っている船が泥船で、沈みかかっていることを知りません。と云うより沈むと云うこと自体を考えようとしないのです。

点数稼ぎの「転びもの」たちは、権力の衰退とともに弱体化し、ついには世間から見放され権力者とともに没落するのです。平家の落ち武者の様に!

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Posted by 8kei