大型化する台風、激化する自然災害、「命を守る行動」とは

台風19号は数十年に一度と言われる桁外れの規模でした。しかし、15号が千葉を襲ったのは先月だったし、昨年9月の台風21号による阪神の災害から思い起こせば、桁外れの連続ということになります。

日本列島の太平洋岸の海水温が2度も上がっている状況が、列島に接近した台風の勢力が全く衰えない理由だと云われております。南の海水温の上昇が大型台風を生み、その勢力がそのまま列島に襲いかかると云う図式が定着してしまったのではないでしょうか。

今回私は、Windy.comと気象庁の天気図それにNHKニュース防災を同時並行に見ておりました。結果的に、進路予測と進行速度が一番当たっていたのはWindy.comでした。他の進路予想が東京都の直撃だとか房総半島上陸だとかの予測をしていたのに対し、Windy.comは伊豆半島・三島市>相模原>狭山市>古河市・宇都宮>いわき市と進み福島>岩手に抜ける進路を予測していたのです。

東京都直撃を予測したのは伊豆大島付近に中心があったとき、1日以上あとの岩手沖の中心がある事を前提にこれを直線で結んで、東京の太平洋側直撃と予測していたTVの報道に違和感を覚えたのは私だけではないと思います。

但し、進路予測以外に重要な情報がありました。それは風ばかりでなく広域に及ぶ大雨量予測と水害の警告でした。この重要な情報をいち早く伝えたのは気象庁の予報でした。更に、現在時点の台風の中心位置を即時伝えたのはNHKニュース防災でした。

今回学んだことは、この3っの情報を偏見なく収集することが「命を守る行動」だったと云えます。防災についてはできるだけ多くの情報を偏見なく取り入れること、そしてその情報を活かすことです。 極論を言えば、災害から「命を守る行動」は住まいを定める段階から始まるのです。

余談になりますが、NHKが嫌い、新聞はフェークニュースばかりだなどと言い日頃からその情報には触れないようにしている政治的に左寄りの人、又は左側の情報を忌み嫌い環境問題に疎い右側の人々などは災害時にも判断が偏ってしまい身を守る行動が取りにくくなってしまうのではないかと余分な心配をしてしまいます。

個人的には、進路予測としてはWindy.comが優れており今後利用価値が高いことを発見したのは大きな収穫でした。災害情報については多様性を重視して偏見なく多くの情報に触れることが「身を守る行動」の第一歩だと思います。

次回は、集中的配電網の欠点をカバーし温暖化対策・激化する自然災害の対策にもなるマイクログリッド(エネルギーの地産地消)、大容量電池について再び新たな視点から解説いたします。

時事

Posted by 8kei