健康

シカゴのラッシュ大学アルツハイマー病センターで3200人以上の追跡調査で得られた、
この調査結果をもとに、下記の「年をとっても脳の健康を維持するための10か条」を発表した。

1.いい両親を選ぶべし!良い遺伝子をもらって、十分な教育を受ける機会や外国語と音楽を学ぶ機会もしっかりもらおう。

2.脳の認知機能や体をいつも使うよう心がけよう。

3.社会とのつながりを保ち、さらに強めていこう。

4.外に出て新しいことに挑戦しよう。

5.落ち着いてリラックスし、幸せを感じよう。

6.会って気の滅入る人は避けよう。特に家族の場合は要注意!。

7.誠実で勤勉であれ。

8.有意義で目的意識を持てる活動に参加しよう。

9.新鮮な野菜や果物、魚が中心のMIND(野菜、全粒穀物、ナッツ類など)食を食べよう。

以上生活習慣がアルツハイマー病の発生率に大きく影響することがわかっている。これらの生活習慣がアルツハイマー病の予防と進行阻止に大きく関わっていることが証明された。高齢者の脳にも効果を発揮する。

アルバート・アインシュタイン医科大学の神経学者のカッツマンは、米国医師会の機関紙に画期的な論説を書き、アルツハイマー病を「重大な死因」と断じた。

アルツハイマー病はそれまで考えられていたよりはるかに一般的な病気であることを示唆している。
認知的予備力を高めることが、複雑に絡まりあったアルツハイマー病のメカニズムの解明を続ける一方で、年齢によって生じる異常に対抗する力を脳に備えるため、これまでにわかっていたことに基づいて、発症予防に注力することは理にかなっている。

年をとってからできる対策として、バイオリンを演奏できず、母国語以外話せなくても、心配する必要はない。若い頃に受けた教育だけが認知的予備力を培う機会ではないのだ。大人になってからの生活の中にも、健康寿命の延長につながる様々な要素があることを研究者たちは発見した。その一つは、通常「生きがい」と呼ばれるものだ。

「生きがい」とは、人生における様々な経験に意味を見いだし、明確な意志や目標を持つ精神的傾向のことで、幸せな状態の指標となる。

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厚生労働省の調べによると、2016年の日本人の平均寿命は男性が80.98歳、女性87.14歳と、いずれも過去最高となりました。老後もいきいきと仕事を続ける人も増え、100歳が当たり前という時代の到来も間近と思われますが、無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』の著者でマンション管理士の廣田信子さんは、高齢者一人ひとりが「どこで誰に看取られるか」を意識すべきと記しています。

高齢でも一人で自宅で暮らすために必要こと

先日、高齢期の住まいの選択に関するセミナーに参加しました。まず驚いたのは、高齢期の定義が70歳~100歳になっていたことです。数年前に話を聞いたときは、60歳ぐらいからの年表だったと思います。対象年齢が10歳ずつ高くなっているように感じました。まさに、70歳までは当たり前に現役として働き、100歳まで生きる時代が来ているのです。

モデルケースでは、80歳までは自立して生活できる期間、90歳までが見守りや生活支援があれば自立生活ができる期間、90歳からが介護が必要な期間となっています。

内閣府の高齢者の住まいに関する意識調査では、高齢者の66%が、老後もできるだけ自宅で暮らしたいと考え、22%が高齢者住宅や施設に住み替えると考えています。

100歳まで生きるとすると、高齢期の住まいの問題は、どこで誰に看取られるかという問題と深く関わり、自宅で住み続けるのにも、施設や高齢者住宅に住み替えるのにも、覚悟が要ります。多くの人が望むように、自宅に住み続けるとするとそのために必要と思われる10箇条をまとめてみました。

1.自宅が安全であること
(耐震、火災、段差、ヒートショック等に対する安全)
2.緊急時の備えがあること
(緊急通報システム、見守り体制等)
3.判断力があること
(日常生活の判断が自分でできる)
4.自己管理ができる
(食事、運動等で体調管理ができる)
5.サポートしてくれる人がいる
(困った時に助けてくれる親族、お隣さん、友達等)
6.かかりつけ医がいる
7.地域参加ができている
(地域の活動や趣味を通じて仲間がいる)
8.地域の介護・医療体制が充実している
9.ひとりでいることができる
(ひとりの時間も楽しめる)
10.自宅で死ぬ覚悟ができている
(ひとりで自然死することを受け入れている)

いかがですか? 人生100年時代の終の棲家には、居住環境や地域の体制が整っていること、地域とのつながりは、やはり欠かせませんが、同時に、一人でいる時間も楽しめることが、必要だということです。